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未来をつくる技術が集結!「第8回 J-TECH STARTUP SUMMIT」

「J-TECH STARTUP 2023」認定企業5社が決定
新設の「大学・研究機関発スタートアップ賞」は株式会社FerroptoCureが受賞

認定企業プレゼン及び認定・授賞式「第8回J-TECH STARTUP SUMMIT」を 2024年2月7日(水)に都内開催

日本のトップレベルの技術をビジネス化し普及させることを目的とする技術系スタートアップの支援組織『TEP』(正式名称:一般社団法人TX アントレプレナーパートナーズ、代表理事:國土 晋吾)は、成長が期待されるシード・アーリー期の技術系スタートアップを認定する「J-TECH STARTUP 2023」(ジェイテック スタートアップ 2023)の認定企業5社を選出したことをお知らせします。
また本年は、TEPの支援先の多くを占める大学・研究機関発の技術系スタートアップに改めて着目し、『大学・研究機関発スタートアップ賞』を新設し、厳正なる審査の結果、株式会社FerroptoCureを初代「大学・研究機関発スタートアップ賞」に選出しました。

jtechイメージ

TEPが主催する「J-TECH STARTUP」は、技術をビジネスのコアコンピタンスとした事業で、グローバルな成長が期待される国内の技術系スタートアップを「J-TECH STARTUP」銘柄として選定し、その後の事業成長を後押しする取り組みです。「J-TECH STARTUP 2023」認定企業には、ベンチャーキャピタル(以下、VC)等からの出資前の企業を対象とした「シード枠」で1社、VC等から出資を受け、資本金3億円以下の「アーリー枠」から4社を選出しました。また認定企業5社の中から、大学・研究機関発スタートアップとして最も評価の高かった株式会社FerroptoCureに、新設した『大学・研究機関発スタートアップ賞』が贈られます。
選出にあたっては、一般公募および支援組織等からの推薦を併せて、応募企業の中から、書類審査、オンライン面談による審査により、「事業の革新性」「経済的な発展」「社会的影響力」「事業の実行力」の面から評価を行いました。

2024年2月7日(水)には「第8回J-TECH STARTUP SUMMIT」イベントを開催し、認定企業には事業プレゼンをしていただき、認定証を授与いたします。さらにゲストには、「J-TECH STARTUP 2021」の認定企業であるアルガルバイオ株式会社 代表取締役社長CEO 木村 周氏と、ほか1名をお迎えしたパネルディスカッションや、新設されたJ-TECH STARTUP 『大学・研究機関発スタートアップ賞』の授与、そして共催の一般社団法人日本能率協会(以下、日本能率協会)による『日本能率協会 産業振興賞』の選出・授与も予定されています。

さらに日本能率協会が企画運営するイノベーション創出のための情報サイト「JMA GARAGE」(https://jma-garage.com/co-creation/tep/)にて、歴年のJ-TECH STARTUP認定企業の紹介に並び、本年の認定企業についても記事化が決定しており、J-TECH STARTUP認定企業と日本能率協会の会員企業との事業共創に繋げていく予定です。

イベントでは、これまで14年にわたりシード・アーリー期の技術系スタートアップ支援に取り組んできたTEPが選出した、これからの飛躍が期待される技術系スタートアップのプレゼンをまとめて視聴できる貴重な機会となります。起業を志す方や技術系スタートアップの方はもちろん、大学・研究機関の研究者や有望な投資先・提携先を探したい大手企業や投資家の方はぜひご参加ください。

J-TECH STARTUP 2023認定企業

【シード枠】ベンチャーキャピタル等からの出資前の企業

株式会社SMILE CURVE ロゴ
株式会社SMILE CURVE

我々スマイルカーブは、側わん症の早期発見を可能とする検査システムの実現、海外展開を目指しています。側わん症は、背骨が3次元にねじれる症状で、思春期に特発し、無痛で進行し重症化しやすいため、早期発見が重要です。そのため、国内外で検診の実施が推奨されていますが、早期発見できる手法が確立されていません。思春期側わん症の早期発見・治療を実現することで、世界の子供たちが一生明るく暮らせる未来を創ります。

【アーリー枠】VC等から出資を受け、資本金3億円以下・従業員50名以下の企業

Biophenolics ロゴ
Biophenolics株式会社

当社は再生可能原料(バイオマス)を原料として芳香族バイオ化学品の生産技術開発を行っている筑波大発スタートアップです。バイオもの作り産業は今後10年で4500兆円の市場と言われる成長産業です。当社はスマートセル(改良型微生物)および生産プロセスを一貫して開発し、本産業の一角を担う事を目指しております。
(URL)https://bio-phenolics.com/

TopoLogic株式会社 ロゴ
TopoLogic株式会社

TopoLogicは、トポロジカル物質の社会実装を目的に設立された東大関連スタートアップ企業です。従来の物質とは異質な電子構造を持ち、常識を超える物理的効果を生じさせるトポロジカル物質を活用し、既存の熱センサと比較して100倍以上の時間分解能を持つ高速熱センシング技術や、従来のDRAMと比較して1桁小さい消費電力のコンピューティングメモリ技術など、この革新的な物質の社会実装により豊かな社会の永続的な実現を目指しております。
(URL)https://www.topologic.jp/

株式会社Jmees ロゴ
株式会社Jmees

株式会社Jmeesは国立がん研究センター東病院から生まれたスタートアップです。「すべての人々に安全で質の高い治療を届ける」をミッションに、AIを用いて外科医を支援するサービスを開発しています。当社が開発するAIを用いた内視鏡外科手術支援システムは、手術映像内の誤認・見落としリスクのある対象臓器を自動検出し、手術映像内に強調表示することで執刀医の臓器の認識支援・注意喚起を行います。
(URL)https://www.jmees-inc.com

株式会社FerroptoCure ロゴ
株式会社FerroptoCure(大学発・研究機関発スタートアップ賞 受賞企業)

FerroptoCureは慶應大発のアカデミアベンチャーであり、フェロトーシスに着目した治療薬の開発を行っております。フェロトーシスとは酸化ストレスによる細胞死であり、現在は主に抗がん剤の開発に取り組んでおり、世界初のメカニズムの抗がん剤の臨床応用を目指しております。この抗がん剤により、がんで苦しまない社会になるように貢献をしてまいります。
(URL)https://ferroptocure.com

「第8回J-TECH STARTUP SUMMIT」について

技術をビジネスのコアコンピタンスとした事業でグローバルな成長が期待されるスタートアップを「J-TECH STARTUP 2023」として認定し、認定証授与とともに認定企業のプレゼンやトークセッションが行われる「第8回J-TECH STARTUP SUMMIT」を2024年2月7日(水)に開催いたします。

「第8回J-TECH STARTUP SUMMIT」開催概要

日 時:

2024年2月7日(水)13:30~18:00

会 場:

浅草橋ヒューリックホール
(〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-22-16ヒューリック浅草橋ビル2階 HULIC HALL)

主 催:

一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ

共 催:

一般社団法人日本能率協会

後 援:
経済産業省関東経済産業局/独立行政法人中小企業基盤整備機構 関東本部/国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)/国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
協 力:

三井不動産株式会社

PROGRAM

13:30

開会挨拶

13:40

J-TECH STARTUP 2023認定企業プレゼン(シード枠)

  • –株式会社SMILE CURVE
13:55

J-TECH STARTUP 2023認定企業プレゼン(アーリー枠)

15:05

パネルディスカッション

「大学・研究機関発スタートアップと大企業 共存共栄に向けた関係づくり(仮)」

【パネラー】

  • 高谷 直樹 氏
    (Biophenolics株式会社 CTO/筑波大学生命環境系・教授)
  • 大槻 雄士 氏
    (株式会社FerroptoCure 代表取締役CEO)
  • 木村 周 氏
    (株式会社アルガルバイオ 代表取締役CEO)
  • 峯藤 健司 氏
    (三菱電機株式会社 ビジネスイノベーション本部)

【モデレーター】

  • 尾﨑 典明 氏
    (TEP副代表理事)
16:15

J-TECH STARTUP 2023 認定証授与

J-TECH STARTUP 大学・研究機関発スタートアップ賞 授与
日本能率協会 産業振興賞 発表・授与

16:35

閉会挨拶

16:40

ブース・デモンストレーション&ネットワーキング

パネルディスカッション 登壇者

パネラー

高谷 直樹氏

高谷 直樹氏
Biophenolics株式会社 CTO/筑波大学生命環境系・教授

応用微生物学を専門としてカビやバクテリアの研究で博士号を取得後、筑波大学助教をへて、2011年から筑波大学生命環境系・教授。2009年、それまでのカビの基礎研究から脱皮し、微生物をもちいたバイオものづくりに取り組む。これまでに、JST、NEDO等のプロジェクト研究を通してバイオ芳香族を提唱してきたが、大量生産・大量消費のプロダクトアウトをしたい夢が膨らみ、2022年、現BioPhenolics社長の貫井と共に起業。経営と大学教員をなんとか両立させ、バイオものづくりのシーズを広げる活動もしている。

大槻 雄士氏

大槻 雄士氏
株式会社FerroptoCure 代表取締役CEO

北海道大学医学部卒業後、外科医として勤務。臨床現場での経験から、がん治療の開発を志しがん研究の道に進む。その後、研究を続け、その研究成果を社会に応用し新たな抗がん剤を創出するために、株式会社FerroptoCureを創立する。

木村 周氏

木村 周氏
株式会社アルガルバイオ 代表取締役社長 CEO

三井物産株式会社にて主に「食と農」「健康」領域での事業投資・経営に携わる。ペルー肥料資源事業、米国飼料添加物事業、米国サプリメント事業などに加えて、代替タンパクベンチャー企業のBeyond Meat社への出資参画(取締役会オブザーバー)などウェルネス・フードテック・バイオ領域での海外事業経験も豊富。2020年当社COOとして入社し、2021年代表取締役社長 CEOに就任。一橋大学商学部卒。『藻類』の可能性を解き放つ研究開発で、社会課題を解決し、人々と地球の未来に貢献する世界No.1のクリーンテックカンパニーを目指す。

峯藤 健司氏

峯藤 健司氏
三菱電機株式会社 ビジネスイノベーション本部

2011年に新卒で三菱電機に入社。開発本部 情報技術総合研究所にて光通信技術の研究開発に従事。その後、同所開発戦略部 企画グループにて研究開発の戦略策定、資源配分と実行支援を担当。2017年より同本部 デザイン研究所 未来イノベーションセンターにてオープンイノベーションを起点とした新規事業の開発と既存事業の強化に従事。2021年4月より、ビジネスイノベーション本部にて、コーポレートベンチャーキャピタル「MEイノベーションファンド」の立ち上げを主導。ベンチャーファイナンスに精通しており、メンターとして数多くのスタートアップのハンズオン支援を経験。

モデレーター

尾﨑 典明氏

尾﨑 典明 氏
TEP副代表理事

2004年九州工業大学大学院・工学研究科物質工学専攻修了。コンサルティング会社にて企業の新事業・新商品開発支援に携わる。2009年S-factory創業、企業に加え、自治体、NPO、スタートアップに対し支援を行う傍ら、官公庁等のアドバイザー等歴任。業種業態問わず、またその事業ステージによらず、それぞれの課題に応じた支援を実践。現在、NEDO技術委員/SVr、筑波大学国際産学連携本部客員教授も兼務。

特別賞

1.『大学・研究機関発スタートアップ賞』

J-TECH STARTUP 2023認定企業のうち、大学・研究機関発スタートアップで、最も評価の高いスタートアップに贈られます。

2.『日本能率協会 産業振興賞』

『日本能率協会 産業振興賞』は、共催である日本能率協会主宰の技術関連のネットワークである日本CTOフォーラム(※)を中心に、10社前後の企業の皆様にJ-TECH STARTUP SUMMITにご参加頂き、J-TECH STARTUP認定企業のプレゼンテーションをご覧いただいたのち、「最も革新的であり、自社との連携・協業の可能性が最も高い企業」に送られる賞です。なお、本賞の選出にご参加の企業は、追って公開予定です。

【ご参考:2022年度『J-TECH STARTUP 日本能率協会 産業振興賞』選出参加企業】※順不同・敬称略
味の素株式会社 / ジヤトコ株式会社 / 株式会社SCREENホールディングス / 日本工営株式会社 / 日本特殊陶業株式会社 / 三菱ケミカルグループ株式会社 / UBE株式会社 / 株式会社レゾナック・ホールディングス / 一般社団法人日本能率協会 / 三井不動産株式会社

※日本CTOフォーラム:日本を拠点に活動する代表的な企業のCTO(最高技術責任者)が、これからのモノづくり、コトづくりのあり方やイノベーションについて、本音ベースの意見交換を行い、共通の課題解決をめざす、日本能率協会運営の組織体です。

※本年の参加企業については確定次第公開いたします。

3.『KOIL賞』

『本イベントにご協力頂いている三井不動産株式会社様より、本年度のJ-TECH STARTUP認定企業全社に対し、「柏の葉オープンイノベーションラボ(KOIL)」(https://www.koil.jp/)の1年間無料利用権が授与されます。

「J-TECH STARTUP」創設の趣旨

インターネットを使ったSNSやECサイト、ゲームなど様々なサービスが、我々に多くの利便性や新たな価値を生み出しています。それらを実現するアプリケーションは、比較的短期間で製品開発が可能で、日本でも成功例や支援方法が確立されつつあります。一方、それらを支え基幹技術である高速通信やAIエンジン、CPU/GPU 技術などに代表されるDeep Tech(コア技術)は、裏方的で理解が難しく、製品化までに時間と人的リソースが多くかかります。そのため、事業化リスクが高く投資等のサポート体制は十分とは言えません。
しかし、基幹技術である Deep Techなくしてアプリケーションは成り立ちません。アプリケーションと Deep Techは車の両輪であり、相互の発展によって真の価値や利便性を社会にもたらす事が出来ます。このようなことから、シリコンバレーでは、サービス系技術を提供する会社への集中的な投資から、AI、IoT、バイオ、宇宙、エネルギーなどのDeep Tech への投資が積極的に行われています。
「J-TECH STARTUP SUMMIT」は、Deep Tech スタートアップを「J-TECH STARTUP」として認定、紹介を行なうことで、Deep Techスタートアップに焦点を当て、重要性を注目し、スタートアップのサポート体制を確立するために必要なことを議論していきます。そして本イベントを通じて、スタートアップと大企業や支援組織とのネットワーキングを行い、技術系スタートアップ成長のためのエコシステム構築を目指します。

主催

一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)(https://www.tepweb.jp/
TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)は、日本のトップレベルの技術をビジネス化し普及させることを目的とする技術系スタートアップ企業の支援組織です。コア技術を持ち、そのビジネス化を目指すリアルテック・スタートアップ企業を中心に、起業・経営経験が豊富なエンジェル投資家、専門的アドバイスが可能なメンター、スタートアップ起業との連携を望む大手企業らを会員として組成しています。現在は、大学や研究機関、地域行政、そして海外の同様のスタートアップコミュニティにもネットワークを広げており、世界でも有数の技術系スタートアップ企業のエコシステムとなっています。

共催

一般社団法人日本能率協会(https://www.jma.or.jp/
日本能率協会は「経営革新の推進機関」として1942年に設立しました。産業界の健全な発展を先導すべく、現在から将来にわたる経営課題や社会課題について、産業界と共に考え、革新の方向を探っています。現在、「人材育成・組織開発」「ものづくり支援」「産業振興」「ISO審査・第三者認証」の4事業によって、あらゆる経営課題解決を支援しています。重点活動としては「KAIKA」「アジア共・進化」の2テーマを掲げ、新たな領域に挑戦しています。長年取り組んできたマネジメントに関する調査・研究と約1,350社・団体からなる会員ネットワークをベースに、常に高品質で実践的なサービス提供を行っています。

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