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世界に羽ばたく日本の技術系ベンチャー6社集結!
2/22「第6回 J-TECH STARTUP SUMMIT」開催!

イノベーション創出のヒント「JMA GARAGE」は、TEP主催の「J-TECH STARTUP」とコラボレーションしました。

このコラボレーションは、技術をコアコンピタンスにして活動するスタートアップを特集することで、グローバル成⻑を⽬指す企業⾃⾝、アイデア、ビジネスモデルを広く共有し、産業界全体が前へ進むことを⽬的にしてます。

J-TECH STARTUPは技術オリエンテッドなスタートアップに注⽬し2016年度より対象となる企業を毎年認定する制度です。
2021年度は、大きな成長が期待されるシード・アーリー期の技術系スタートアップ6社が新たに認定されました。

このサミットでゲストととして招かれた鈴木万治氏と、認定企業2社の代表者を交えてのパネルディスカッション「未来をつくる技術 ~オープンイノベーションの現在と未来~」の模様をレポートとしてお届けします。

TEPとは

TEPロゴ

TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)は、⽇本のトップレベルの技術をビジネス化し社会普及させることを目的として、2009年11⽉19⽇に設立されたベンチャー企業の支援組織です。

エコシステム図

「J-TECH STARTUP」とは?

J-TECH STARTUPロゴ

インターネットを使ったSNSやECサイト、ゲームなど様々なサービスが、人々に多く の利便性や新たな価値を生み出しています。サービス技術は、比較的短期間で製品開 発が可能で、日本でも成功例や支援方法が確立されつつあります。

一方、それらを支える基幹技術である高速通信やAIエンジン、CPU技術などに代表されるDeep Tech(コ ア技術)は、裏方的で理解が難しく、製品化までに時間と人的リソースが多くかかり ます。そのため、事業化リスクが高く投資等のサポート体制は十分とは言えません。

しかし、基幹技術であるDeep Techなくしてサービス技術は成り立ちません。シリコ ンバレーでは近年、サービス系技術を提供する会社への集中的な投資から、Deep Techへの投資が積極的に行われるようになってきました。日本の先端技術は海外から の注目が高く、2013年には、外資系グローバル企業によって、日本の大学発ロボティ クスベンチャー企業の買収なども行われています。

「J-TECH STARTUP SUMMIT」は、ハードウェアだけではなく、組み込み型ソフトウェ アやクラウド上の処理エンジン、バイオ技術、先端材料、ロボティクスなど、広義のDeep Techに焦点を当て、その重要性に注目し、Deep Techベンチャー企業のサポート体制を確立するために必要なことを議論しています。また、「J-TECH STARTUP」銘柄を選出し発表することで、日本のDeep Techへの注目度を上げることを目指します。

J-TECH STARTUP 認定企業⼀覧

J-TECH STARTUP 2021 認定企業 ※ABC順

【シード枠】

株式会社AiCAN
https://www.aican-inc.com/

「すべての子どもたちが安全な世界に変える」SDGs16.2に掲げられる児童虐待。児童虐待対応は「不完全不確実な情報しかない中で、迅速・適切に判断することが求められる」難易度の高い仕事です。AiCANは、児童福祉のドメイン知識とデータ解析スキルを持つプロ集団です。現場の課題設定の伴走、業務記録作成アプリの提供、アプリから蓄積したデータのAI解析とユーザーへのフィードバックによる意思決定支援を通じて、ワンストップで業務改善をサポートします。人とデジタルの力を融合することを通じて、子どもの安全に貢献します。

株式会社MinD in a Device
http://mindinadevice.com/

意識に関する長年の研究成果に基づき、中長期的に人間の意識をデバイス(機械・コンピュータ)に移植することを目指す大学発スタートアップ企業です。実現に向けた第一歩目として、意識の源であると考える「生成モデル」を進化・深化させ、ヒトの認識機構を模す次世代AI「MinDエンジン」によってAIの真の力を超短期で解放するとともに、多くの産業に眠る知識・知恵の結晶化を目指します。

株式会社Soilook
https://soilook.com/

人の目には見えない成分情報の世界を見るカメラシステムの開発を行っています。2020年7月には製品の第一号機となる漏洩ガス検知カメラ(LIR-SGI_001)を作製し、成分情報を2次元で可視化する漏洩ガスの多成分同時判定システムSpectroGI(Spectroscopic Gas Imaging)による計測サービスをしながら研究開発と事業化を進めています。SpectroGIの技術と各企業の専門技術を掛け合わせた新たな装置・サービスの創出を目指した共同研究開発にも積極的に取り組んでいます。

【アーリー枠】

株式会社アルガルバイオ
https://algalbio.co.jp/

東京大学での20年以上にわたる藻類研究資産をベースとして2018年3月に設立。企業との共同開発および自社開発の両輪で事業を成長させるビジネスモデルを推進。幅広い用途において藻類で社会貢献ができるよう、多種多様な藻類ライブラリーを保持。更に最適なスクリーニング・育種技術、そして培養技術を技術基盤とし、あらゆる顧客・市場のニーズ・シーズに対するソリューションを提供する「藻類のプラットフォーム」の構築を目指しています。

株式会社エマルションフローテクノロジーズ
https://emulsion-flow.tech

原子力研究から生まれた革新的な溶媒抽出技術「エマルションフロー」を活用した日本原子力研究開発機構発のスタートアップ企業です。エマルションフローは、低コスト、高効率、かつ高純度にレアメタルを分離抽出できる技術であり、それを用いたレアメタルリサイクルの水平リサイクルの実現により、脱炭素社会の実現に不可欠なレアメタル資源の将来にわたる安定供給を目指しています。

株式会社マテリアルイノベーションつくば
https://www.mitsukuba.com/

株式会社マテリアルイノベーションつくばは、物質・材料研究機構の研究成果を社会に還元することを目指して2017年に創業した物質・材料研究機構認定ベンチャーです。
独自のグラフェン複合材料の製造・販売、グラフェン複合材料を電極として用いたグラフェンスーパーキャパシタの製造・販売を目指して研究開発を進めています。小型で高エネルギー密度のグラフェンスーパーキャパシタで、蓄電デバイスを刷新します。

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