【世界のDXトレンド】
長寿経済とマインドフルネス・テクノロジー
~こころの充足とデジタル化に挑戦する世界企業のいまを見つめる~
歳をとることに対する考え方が世界中で変化しています。
健康的に長生きするために、積極的にテクノロジーを活用しようというシニア世代は世界中で増えており、長寿経済や、ヘルシー・エイジング、エイジテックなどの新しい言葉が生まれ、世界のエイジング経済は2025 年までに27 兆ドルになるとも予測されています。
さらに、今回のパンデミックは、メンタルヘルスケアの需要を掻き立ています。
10年前まで、不安障がい、レジリエンス(適応能力)、さらにはマインドフルネスについても、まだまだ職場や生活の中ではタブー視されていました。
しかし現在では、長引く在宅勤務や、物理的な労務管理が難しくなる中で、ホワイトカラーだけでなく多くの生産現場や工場で働く人々まで、メンタルの健康状態に配慮する企業を求めるようになっています。そして、より多くの人々に効果的なメンタルヘルスを提供するために、様々な技術的なソリューションが登場しています。
安定した心の状態を保つためのテクノロジーは、人事部門の範疇を超えて、生産から営業まですべての「現場」を管理する人々の間で注目が高まってきているのです。
今回は、長寿経済の背景からはじまり、働く現役世代にも深く関係する「健康な心を支えるテクノロジーサポート」にいち早く取り組んでいる世界の企業事例を紹介します。
主な紹介事例
Insilico Medicine:AI 技術を使った長寿研究
It’s Never 2 Late:高齢者施設での技術習得
Best BuyやUPS:高齢者向けのサービスへの参入
Learn to Live:認知行動療法(CBT)のソリューション
Ginger:従業員向けのリアルタイム・バーチャルセラピー
Muse 2 Headband:バイオフィードバックを活用した瞑想状態の管理
OUTLINE
2020年11月10日(火)10:00~11:30
オンライン(Zoom)にて講演動画を配信いたします。
- DXの最新トレンドを知りたい方
- エイジングとテクノロジーの可能性に関心のある方
- メンタルヘルスのデジタル化に関心のある方
- 労働環境の変化や生産性の向上に関心のある方
50名
3,300円(税込)
※動画視聴方法は、お申し込みいただいた方へのみご案内させていただきます。
SCHEDULE
10:00-11:30 |
【講演内容】
【Q&A】 チャットに寄せられた質問に回答いたします。 (講演 60分 Q&A 30分) |
講師PROFILE
マサ 岩崎
Webrain Think Tank LLC, Co-Founder and EVP
【略歴】
1995年に渡米、米国三井物産New York勤務、シリコンバレー勤務を経て、2001年からシアトルにて勤務しICT関連の事業とWebrain事業に従事。2018年7月から現職。
Webrainは1999年にシアトルで創業。主にハンターたちと戦うためのグローバルスキルのトレーニングと、日本企業のM&A、事業開発、クロスボーダー取引におけるソフトファクター面での支援を18年に渡り提供。
日本人が騙されないためのスキルトレーニングと日米幹部のチームビルディングや、買収後のPMI支援を提供。
新しいIT技術によって引き起こされるビジネスの創造やIT産業の潮流についての講演歴多数。