独自の光学技術で空中に画像を投影するアスカネットの技術

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
兔年にふさわしい飛躍の1年にしたいものです。
TECHNO-FRONTIER事務局も更なる飛躍とシン化に向けて努力を続けてまいります。

月に１回程度のペースでご出展者の紹介や事務局で進めている企画内容を共有して参ります。
今回は以下のような内容をお届けします。

■目次

TECHNO-FRONTIER/INDUSTORY-FRONTIERご出展者ご紹介（第五回）
〜アスカネット様〜
中国のEVメーカー「NIO（上海蔚来汽車）」分解解析セミナーを12月20日名古屋で開催しました！
皆様のご意見・製品情報をお聞かせください
次回開催のご案内
TECHNO⁻FRONTIERご出展案内の資料、申し込みがご利用になれます

TECHNO-FRONTIER/INDUSTORY-FRONTIERご出展者ご紹介（第五回）
〜アスカネット様〜

ここではご出展者様のキラリと光る展示品のご紹介します。

第五回は、TECHNO-FRONTIER2022非接触Techにご参加いただきました株式会社アスカネット様の空中ディスプレイをご紹介します。
（以降、敬称略）

独自の光学技術で空中に画像を投影するもので、まるでトムクルーズ主演の映画、マイノリティーレポートを彷彿させる近未来感で、来場者の皆様を虜にしていました。

このアスカネットが開発した光学結像素子「ASKA3Dプレート」は、何もない空間に画像や物体の実像を表示することができる光学デバイスです。

見た目はガラス製または樹脂製の1枚のプレートですが、この内部には、ミラーが整然と配列され直交する２つの鏡面が光を反射することで空中像を形成する、2面直交リフレクター構造で光の反射精度を極限まで効率化した構造によって、想像を超える鮮明度で空中像を表示させる独自の光学プレートです。

ASKA3Dプレートは非接触式センサーと組み合わせることにより、空中ディスプレイとして物体を直接触れることなくボタン操作をすることができます。

スクリーンやウェアラブルデバイスを用意したり部屋を暗くしたりする必要はなく、ASKA3Dプレート1枚あれば、どんな空間にでもクリアな実像を表示できるのが特徴で、ASKA3Dプレートには電力も必要としないため、さまざまな機器や装置に組み込むことが可能です。

ASKA3Dプレートの構想は1996年に始まりました。開発者の大坪氏が当時勤務していた会社の出張の際、新幹線の窓から外の景色を眺めていると、新幹線の窓ガラスの板を通過する無数の光線が車窓の向こう側に立体像を形成していることに気づきました。そこに着想を得て翌年1997年1月にASKA3Dプレートの基となる最初の特許「光学結像装置」を出願しました。

近年は新型コロナウイルスの影響で非接触/安心安全な操作パネルとして注目された空中ディスプレイ。ASKA3Dプレートの採用実績は120件以上、協業者数は300社以上、2022年に納入した自治体は７府県にのぼります。

本製品の導入シーンは多種多様です。エレベーター、受付機、デジタルサイネージ、産業用機器の操作パネル、レストランのオーダーシステムなどに使用することで非接触で安心安全・DX化といった付加価値をご提供しています。新型コロナ禍での安心をご提供するのみならず、アフターコロナの観光需要回復やスマートシティ計画に役立てたいという声が多くあります。

同社ではでは空中ディスプレイシステムの企画から制作、納品までトータルソリューションをご提供しています。
空中ディスプレイ向けソフト・ハード開発で豊富な実績のあるパートナー群と連携し、お客様の課題を解決する製品をワンストップでご提供いたします。

ご興味のある方は是非下記の連絡先にコンタクトください。