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「並ぶ」のは過去の話|
「中国は遅れている」は過去の話?上海での1日の生活をウォッチしてみよう その2

ランチはバーガーキングへ。「並ぶ」のは過去の話

午前の仕事を終え、ランチの時間だ。同僚と外に出てバーガーキングにやってきた。
壁やテーブルに貼ってあるQRコードをスキャンするとメニューが出てくる。そこで商品を選び、そのままモバイル決済で支払い完了。
日本では、QRコード=決済、という印象が強いと思われるが、QRコードの利用は決済だけではない。QRコードは決済を始めとした「全てのものの入り口」だ。

決済完了後、自分の番号が呼ばれたら品物をとりにいく。スマホ上で注文と決済が完了するので、レジに並ぶ必要がないので楽々だ。
店舗によっては、レジは使わない前提になっているからか、声をだして店員を呼ばない限りレジでの決済をしてもらえない。

バーガーキングの例をあげたが、特にファーストフードではこのような形式をとっているお店が多い。並ぶのはもう過去の話なのだ。

おやつの時間にタピオカミルクティーをデリバリー。便利だから辞められない。

おやつの時間になったので、同僚と一緒にタピオカミルクティーを頼むことにした。

フードデリバリーは価格が安いこともあり、日本以上に中国の日常に浸透している。
かなり多くの会社のメンバーが毎日利用するので、会社にはデリバリーされた食品の専用置き場があるほどだ。

筆者が以前勤めていた会社にあった、食品デリバリ専用置き場

朝・昼・晩のご飯とおやつのタピオカ、のように一日4回使うこともある。

決済はもちろんスマホ決済(WeChatPay/Alipay)で可能なので一瞬だ。初回利用でも、面倒なクレジットカード情報入力などなく、WeChatアプリもしくはAlipayアプリ上で数タップするだけで決済が完了するのはありがたい。

割り勘はWeChatで

まとめてタピオカのお金を払ってくれた同僚に、チャットアプリの「WeChat」で送金。WeChatのペイメント機能は、若者であれば感覚的にはほぼ全員が利用している。
0.01元(0.15円)単位で細かく支払えるからきっちり割り勘ができる。
例えば「飲み会の集金は端数を切って4,000円で集金、残りは泣く泣く幹事が負担」なんていうことも不要だ。

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