電池レスでセンサーに給電が可能になるデバイス、エナジーハーベスタのご紹介

月に１回程度のペースでご出展者の紹介や事務局で進めている企画内容を共有して参ります。
今回は以下のような内容をお届けします。

■目次

TECHNO-FRONTIER/INDUSTORY-FRONTIERご出展者ご紹介（第15回）
〜Orbray様〜
福岡・広島の開催です　「技術者向け公開セミナー」に先立つ講演会のご案内
皆様のご意見・製品情報をお聞かせください
TECHNO⁻FRONTIERの資料がご利用になれます

TECHNO-FRONTIER/INDUSTORY-FRONTIERご出展者ご紹介（第15回）
〜Orbray様〜

私たちの日々の生活には、常に『振動』や『動き』が発生しています。
Orbrayは、これらの『振動』や『動き』から電気を生み出す自己発電デバイスを開発しています。

電気の確保が難しい場所から無線を送信したり、車の接近や駐車を検知したり、ドアや窓の開閉情報から見守りを行ったり、活用の幅はアイデア次第です。

IoTやM2M などに代表されるように、いろいろな物に通信機能をもたせ情報発信する製品やシステムが市場に投入されています。このような製品やシステムに使用するセンサーや無線モジュールなどの低消費電力化のニーズが市場に広まっていますが、その一方で電池交換や充電などの電源をどの様に長期間確保するかも課題になってきています。

例えば、なかなか人が立ち入らない箇所へ設置されたセンサーデバイスや設置されたセンサーデバイスの数が多いなど、電池交換や充電が現実的でない市場も存在します。

Orbrayは、それらの解決手段として、身の回りにある運動エネルギー等を電気的エネルギーに変換する環境発電技術エナジーハーベスティング技術を活用して、センサーや無線モジュールを駆動させ通信を行い、電源の長期間確保の課題を解決する提案を行っています。

シンプルな機構で数十m W から数百m W の高い発電量を得られる振動発電デバイスの研究、開発に注力しており、ビーコン、BLE 、Zigbee 等に加えて、通信距離が長い消費電力が大きい特定小電力無線やLPWA （Low PowerWide Area network) を駆動させることができます。

これらの環境発電技術を用い、産業、医療、福祉、交通、物流、生活、娯楽、社会インフラなど様々な分野の発展に貢献していきたいと考えています。

詳しくは
https://orbray.com/ehiot/
をご覧ください。